ダージリン急行@東京国際映画祭

ウェス・アンダーソンの新作「ダージリン急行」を東京国際映画祭にて観てきました
東京国際映画祭では1番にsold outされたとか
ウェス・アンダーソン、すごいな・・・
(実際取るの大変だったよ・・・)
文字通りダージリン急行に乗って旅するロードムービー
母を探して亡くなった父を想ってインドで心の旅(笑)をする3兄弟の。
心の旅(笑)って始めた旅が、だんだんインドの不思議なカオスに感化されて
バラバラだった3人が気持ちを通わせていく
・・・っていうと
何そのありがちストーリー
って感じかもしれないけど、そこはウェス・アンダーソンだから、勿論ありがちにはならなくて
・・・あと映像も綺麗でよかった・・・と思う。
席が悪くて、前の方過ぎて観るのがしんどかったけど。
戦場のピアニスト」でアカデミー主演男優
エイドリアン・ブロディが次男役でいい味出してた。
なんかコメディに慣れず困った顔で
真面目に演じているような雰囲気が役にピッタリ。
他の2人ももちろんすごくいいし演技どうこうっていうか、彼が入ったことがいい
この真面目で居心地がわるそうな様子がストーリーにすごくピッタリはまってて。
これは演技力だけじゃないだろうな、彼がそういう人なんだろうなって感じ
ウェス・アンダーソンの片腕ともいえるオーウェン・ウィルソンは、
いつもどおりいい味出していたけど・・・なんかお疲れとか。
ゆっくり休んで、またいい作品を作ってもらいたいものです。

映画祭特典で本編の直前にあたる時間を描いた
短編映画「ホテル・シュバリエ」も同時に観れたんだけど、
これにナタリー・ポートマンが出てて、実に可愛くてセクシー。
さすがナタリー!
本編にもちらっと出てるんだけど、
短編なしだと本編での登場は意味不明かもしれない・・・
しかしアメリカでiTune限定公開だったとか
・・・日本ではどう公開されるのかな
この短編ステキだから、是非なんとかして観られるといいのに・・・
 

 
 
それにしてもインド行くっていうストーリーの映画や小説って
なんでこうも葛藤した気持ちにさせられるんだろう
インドに行きたくなるような・・・でもこんなカオスいやーって逃げ出したくなるような・・・
インド映画だとならないけど、インドに行くっていう話だと必ずといっていいほど思う。
なんか混沌として複雑なんだけど、パワーを感じる、不思議な場所なんだよな〜インド
 
来週は、引き続き東京国際映画祭に参戦して「デンジャラス・パーキング」を観てくる〜

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