フューチャー・イズ・ワイルド [The FUTURE is WILD] （ドゥーガル・ディクソン & ジョン・アダムス）

　★★★★☆
これを、「本」として評価するのもなんか変だけど、
でも読み物としても最高の1冊。
専門家たちが生物学と進化論の基本原則にのっとって創造した
500万年後、1億年後、2億年後の未来の地球の想像図。
まず、地理。
これも科学的に大陸移動などを予測して、地球図を描く。
未来はまず人類の自滅から始まる。
それから500万年後は氷河時代。
海抜があがって、どうやら日本はアジア大陸とつながったみたい。
そして、その地球で生きる生物の紹介。
図鑑のように、今生きている生き物のように、
奇想天外な未来の生物の詳細な生態が描かれている。
ただ興味のあるところを拾い読みしていくだけでも面白い。
この本が流行って1年近くたって、ようやく入手。
まだ全部に目を通したわけじゃないけど、
手元に置いてじっくり眺めたい本。