2006-06-02 ひなた(吉田修一) book ★★★☆ 弟とその彼女と兄とその嫁が交互に語っていく形。どの話も ひなたとちょっとした嘘と不安の話。日常によくある風景っていう感じでこの作者らしい、どこにでもいそうな人たちのどこにでもありそうな話。だけどそれがドラマになるからすごいなぁ。淡々としてて、結論があまりなくて・・・でも心に残る、不思議な吉田修一テイスト。