ビッグ・フィッシュ (ダニエル・ウォレス)

ビッグフィッシュ―父と息子のものがたり ★★★★☆
あの映画化されたビッグ・フィッシュを今さらながら読みました。
病気が進行して、いよいよ死を迎える父を前にして、
主人公は父について何一つ知らないことに気づく。
父の臨終をシュミレーションしたり、
小さい頃に父から聞かされていた奇想天外な物語を思い起こしながら、
父の存在を振り返る物語。
その答えは決して語られないので、読者の想像に委ねられる。
映画とテイストは似ていて、淡々としている。
映画でいわれていた通り、原作と映画はラストが違う。
映画のベタなのも結構好きだけど、
こういう感じも素敵。