シルヴィ・ギエム最後の「ボレロ」

見てきました。
「テーマとヴァリエーション」「Push」「春の祭典」「ボレロ
の、4つの作品で構成されてました。

「テーマとヴァリエーション」
振付:ジョージ・バランシン 
音楽:ピョートル・I.・チャイコフスキー
上野水香-高岸直樹
高村順子、門西雅美、長谷川智佳子、西村真由美
古川和則、平野玲、野辺誠治、長瀬直義

バランシンの「テーマとヴァリエーション」
この4作品の中では一番古典的。
上野水香さんって、こんなにお高く・・・
じゃなくて、高貴な踊りをする人だっけか?
なんか取っ付きづらそうな綺麗さでした。
高岸直樹さんは始めて観れた。
観たかったのよ。
やっぱスタイルいいし、いいねー♪
 

「Push」
振付:ラッセル・マリファント 
音楽:アンディ・カウトン
シルヴィ・ギエム マッシモ・ムッル

あまりコンテンポラリーに詳しくないので、
マリファント作品を観るのは多分初めてなんですが、
かっこよかった。
ギエムが細!筋肉が凄!
ギエムのためにあるような感じがした。
マッシモ・ムッルはどっしりギエムを支えていて、
信頼関係があるんだろうなって感じがした。
 

春の祭典
振付:モーリス・ベジャール 
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
生贄:中島周
二人のリーダー:後藤晴雄-木村和夫
二人の若い男:古川和則-氷室友
生贄:吉岡美佳
四人の若い娘:高村順子-門西雅美-小出領子-長谷川智佳子

観たかったんですわ、これ!!
半分はこれを観たくて行ったようなものですから。
予想していたより、難解な感じはなく、わかり易いストーリーでした。
ウホッの国の人たちがウホッウホッって踊ってて、
ナヨナヨ〜の国を見つけて突入。
そこで初めて男と女が出会う・・・
っていう話に思ったんだけど違いますか?
ウホッな踊りがとても単純かつ力強く、楽しかった。
吉岡美佳さんがとても綺麗だった。
生贄の哀しさと孤独と神々しさが、ほう〜っとさせられた。
 

ボレロ
振付:モーリス・ベジャール 
音楽:モーリス・ラヴェル
シルヴィ・ギエム
木村和夫-平野玲-古川和則-大嶋正樹

メロディとリズムの踊りが高まる音にあわせて
激しく盛り上がっていくって作品。
この音楽をこんなに踊りで表現できるとは!
そして、とにかくギエムが凄いってことがわかったわ。
ギエムの最後のボレロ、観ることができて本当によかった。