“ライラの冒険シリーズ”映画化、遂に監督決定か

ロード・オブ・ザ・リング」シリーズに続く新たなファンタジー超大作としてニューライン・シネマが準備を進めるフィリップ・プルマン原作“ライラの冒険シリーズ”の映画化で、第1部「黄金の羅針盤」の監督に「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」のアナンド・タッカーの起用が決定した模様。原作は、少女ライラと少年ウィルがパラレルワールドを舞台に繰り広げる壮大な冒険の物語で、『黄金の羅針盤』『神秘の短剣』『琥珀の望遠鏡』(いずれも新潮社)の全3部作。守護精霊“ダイモン”なる特異なキャラクターをはじめ、溢れるイマジネーションと宗教のタブーをも恐れない奇想天外なストーリー展開で『指輪物語』と並ぶファンタジーの最高傑作のひとつと世界中で高い評価を受けている。これまでに、サム・メンデスブレット・ラトナーテリー・ジョーンズクリス・ワイツらが監督候補として取り沙汰されていた。第1部はそのクリス・ワイツが脚本を担当した。ニューラインでは第1部は単独で製作する一方、第2部、第3部は2作併行して撮影する可能性もあるとしている。

 

 

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